鶴ヶ岡城址公園(鶴岡公園)
荘内藩主酒井氏の居城「鶴ヶ岡城」跡で、旧濠と樹齢数百年の老杉がいにしえの風格を伝えます。
「日本さくら名所100選」にも選ばれており、桜が咲きはじめると大勢の花見客で賑わいます。
荘内神社
鶴ヶ岡城本丸址にあり、酒井家初代・忠次公以下3代と9代目が祀られています。
【宝物殿】には、荘内藩大名行列の諸道具や宝物、江戸から昭和初期に作られた数々の人形が展示されています。
大宝館
大正時代に建てられた、赤いドームと白壁が特徴の洋風建築。
人物資料館として公開され、鶴岡が生んだ多くの先人たちの偉業をたたえる資料を展示しています。
致道博物館
鶴ヶ岡城の三の丸、荘内藩主の御隠殿となっていたところ。
「酒井氏庭園」や明治の擬洋風建築「旧西田川郡役所」、「旧鶴岡警察署庁舎」と田麦俣の多層民家「旧渋谷家住宅」が移築されており、館内には民具のコレクションや、荘内竿などこの地方の生活文化の特色と変遷を知る上で貴重な資料を保存、展示しています。
庄内藩校 致道館
文化2年(1805)藩政を立て直すために創立された藩校。
現在は聖廟、講堂、御入り間、東西御門などが残っています。城下町の質実剛健な教育文化を築いた東北地方に現存する唯一の藩校建築物です。
旧風間家住宅 丙申堂
風間家は荘内藩の御用商人で、後に鶴岡一の豪商となり産業の振興に力を注ぎました。
明治29年に武家屋敷跡に住居兼店舗として建てられた丙申堂は、薬医門(約200年前の武家門)のある商家として当時の繁栄ぶりをよく残しています。
無量光苑 釈迦堂
丙申堂の北側に位置する数寄屋風建築。
釈迦堂は丙申堂の別邸として建てられ、主に来客の接待などに使われました。
鶴岡カトリック教会 天主堂
明治36年に建てられたロマネスク様式教会建築の傑作。
独自の技法で造られた天主堂の窓絵や世界的にも珍しい「黒い聖母マリア像」は、日本ではこの教会でしか見られません。
菅家庭園
幕末~明治期、藩の重鎮として活躍し、かの西郷隆盛とも親交のあった菅 実秀が藩主より拝領した屋敷の庭園。
江戸時代中期の作庭様式がそのままに残されています。
※見学は前日までに要予約
※個人宅のため団体の見学不可