リーフレット表リーフレット裏

美術団体「白甕社」の会員・委員として長く運営に携わり、委員長として鶴岡の芸術文化振興に寄与した白幡進氏の、画業の軌跡を辿る大回顧展。

庄内の自然を愛し、人間を愛し、絵を描くことを愛してやまなかった、ひとりの画人・白幡進。本展では、内包する精神世界を描いた晩年のテーマ「人間の生と死」のほか、高校時代の自画像や青年期に制作した静物・風景・裸婦、教員時代に描いた身近な人々や家族などを一堂に紹介しています。
第一会場となる美術展覧会場では、代表作「悠久」「新生」ほか、大作の油彩作品を中心に約30点を展観。また学校買い上げとなった卒業制作「風景」(金沢美術工芸大学所蔵)や、鶴岡南高等学校所蔵の「老人」などを特別展示しています。
第二会場の重要文化財旧鶴岡警察署庁舎1階ホールでは、学生時代のデッサンや油彩画、習作、鶴岡南高等学校同窓会報「鶴翔」表紙原画など約30点が公開されています。

※本展は2020年に開催を予定しておりましたが、コロナ禍による展示事業の変更に伴い、2021年度に延期開催する展覧会です

◆◆概要◆◆
期間: 2021年6月9日(水)~7月19日(月) ※会期中無休、41日間
時間: 9時~17時(最終入館は16時30分)
現在地からのルート場所: 致道博物館 美術展覧会場、旧鶴岡警察署庁舎1階ホール
TEL: 0235-22-1199
料金: 入館料 一般800円、高大生400円、小中生300円(20名以上で団体割引有り)
   ※料金には常設展の観覧料が含まれています

◆◆イベント◆◆
◆対談形式によるギャラリートーク「画人と作品」◆
櫻井德喜氏(元中学校校長 / 大学時代後輩)
齋藤 拓氏(高校教員 / 高校時代の教え子)
開催日: 2021年6月12日(土)
時間: 14時~ 約1時間

◆芸術談義「江川満の、勝手に白幡作品を解釈」◆
江川満氏(陶芸家 / 大学同窓)
開催日: 2021年6月19日(土)
時間: 14時~ 約1時間

※いずれも前日までに電話でお申込みください。参加は無料ですが入館料が必要です。

◆◆白幡進(しらはたすすむ)先生 略歴◆◆
1934(昭和9)年、鶴岡市に生まれる。鶴岡南高等学校、金沢美術工芸大学油画科卒業。中学・高校美術教員として、多くの後進を育てる。
美術団体「白甕社」の会員・委員として長く運営に携わり、2004(平成16)年からは委員長として鶴岡の芸術文化振興に寄与した。元致道博物館評議員。

◆◆新型コロナウイルス感染症予防対策のご協力とご理解のお願い◆◆
【お客様へのお願い】
 ・入館時はマスクの着用をお願いいたします
 ・受付・各展示棟・トイレに手指用消毒液を設置しておりますので、ご利用ください
 ・展示室内では、お客様同士で距離を保って(間隔をあけて)ご見学をお願いいたします
 ・来館状況に応じて、スタッフが館内巡回や入場制限を行う場合もございます。
  その際は、誘導案内に従っての行動をお願いいたします
 ・発熱時や体調が優れない場合、ご来館はお控えくださいますようお願いいたします

【スタッフの対応・感染防止対策について】
 ・館内のスタッフは全員、マスクを着用いたします。声が聞き取りづらい場合がございますが、
  ご理解をお願いいたします
 ・受付およびミュージアムショップでは、飛沫感染防止用のアクリル板やシートを設置
  し、スタッフはマスクと手袋を着用いたします。ご理解をお願いたします
 ・状況に応じて、スタッフがフェイスシールドを装着してお客様に接する場合がございます。
  相互の安全を担保するものとして、ご理解をお願いいたします